学校の特徴と、受験準備の全体像
日本の高校教育と、海外で学ぶ環境
早稲田渋谷シンガポール校は、シンガポールで日本の高校教育を受けられる早稲田大学系属校です。日本語で学ぶ力を土台に、異文化を受け入れ、自分から学ぶ姿勢を育てていきます。生徒寮がありますが、通学生もいるため「全寮制」とは区別して理解しましょう。
入試の流れを先に整理する
出願資格と受験区分を確認し、必要書類の準備、出願、学科試験・面接、合格後の手続きへと進みます。受験区分によって条件や日程が異なるため、最初に自分に該当する募集要項を確認してください。
海外在住生が確認したいこと
在籍校と日本の中学課程では、学ぶ単元や順序、卒業時期が異なる場合があります。未習単元、現地校の試験・行事、成績証明書の発行日数を早めに整理すると、無理のない計画を立てやすくなります。
出願条件・受験区分・必要書類を確認する
「一般」と「留学」を分けて確認
2027年度の学校公式案内では、受験区分は「一般」と「留学」に分かれています。保護者の居住・就労状況や海外での居住・就学歴などが関係します。日本国内在住だから受験できない、海外経験があるから一般区分になる、と一律に判断せず、各募集要項の出願資格を確認しましょう。
「一般」は保護者の海外居住・就労や所定の海外居住歴などに関わる区分、「留学」は保護者が日本国内で居住・就労している場合などを含む区分です。これは主な対象の概要で、出願資格の全条件ではありません。該当区分が不明な場合は、学校の入試広報部に確認してください。
2027年度募集要項:一般・留学を確認 ↗必要書類は、発行にかかる時間も確認
調査書・成績証明書・在籍や卒業に関する証明など、必要な書類は学校・受験区分により異なります。公式要項の提出書類一覧をもとに、誰に依頼するか、発行日、翻訳や所定用紙の要否、提出方法を整理してください。
試験科目と対策の優先順位
英語・国語・数学の基礎力を確認したうえで、受験する回の試験範囲と形式に合わせて演習します。受験方式、試験時間、面接の実施方法を募集要項で確認し、学校公式の過去問で現在の得点力を把握しましょう。
英語・国語・数学の対策を進める
英語:日常の英語力を、入試の答案力へ
日常的に英語を使っていても、日本の高校入試型の文法・語法や設問形式に慣れていないことがあります。語彙・文法・読解・リスニング・ライティングの得意不得意を分け、弱点に応じて学習時間を配分します。
英語:要約・英作文は、設問に答える練習
要約・英作文は、問題の指示を読み取り、必要な情報を整理して書く練習が大切です。要約では主題と要点を選び、英作文では意見・理由・具体例をつなぎます。語数や条件を守り、添削と書き直しを繰り返しましょう。年度ごとの形式は、最新の過去問で確認します。
国語:語彙・読解・記述を、継続して鍛える
家庭で日本語を話していても、論説文や物語文を時間内に読み、根拠を示して答える練習は別に必要です。漢字・語彙を確認し、段落の要点、指示語、接続語、人物の心情を整理します。記述では、本文中の根拠を選び、設問の条件に沿って短くまとめましょう。
国語:古文の基礎も確認する
海外在住生は古文に触れる機会が少ない場合があります。古文対策も、出題される形式を過去問で確かめながら、基本語彙・文法・主語の把握などから進めます。知らない言葉をそのままにせず、短い文章を繰り返し読んで慣れていきましょう。
数学:未習単元を洗い出し、典型問題を固める
現地校と日本の中学校で学習順序が違う場合、受験時点で未習の単元が残ることがあります。方程式、関数、平面・空間図形、確率、文章題などを一覧にし、受験する回の範囲と照合します。途中式を書き、解法の理由を説明できる状態を目指しましょう。
3教科をつなぐ、過去問と時間配分
初めは正確さを重視し、基礎を固めた後は時間を計って演習します。失点を「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」に分け、類題と解き直しで修正します。毎週の計画には、3教科と面接の時間を確保してください。
志望理由・面接で、自分の考えを伝える
志望理由は、学校の特徴と自分の経験を結びつける
志望のきっかけ、魅力を感じた点、これまでの経験、入学後に挑戦したいことの順に整理すると、考えを伝えやすくなります。学校の説明を並べるだけでなく、自分の経験と結びつけ、自分の言葉で説明する準備をしましょう。
想定質問と、追加質問の両方で練習する
志望動機、中学校生活で力を入れたこと、得意・不得意、将来の目標、海外生活や共同生活についての考えなどを練習テーマにします。これらは準備用の例であり、実際の質問を保証するものではありません。「なぜそう考えたのか」という追加質問にも答えてみましょう。
海外経験の有無にかかわらず、行動と学びを整理
海外経験がある場合は、困ったこと、乗り越えるためにしたこと、学んだことを具体的に振り返ります。海外経験がない場合も、学校活動や日常生活での協力・挑戦をもとに、自分の考えを説明できます。文章を丸暗記するより、伝えたい要点を整理して練習します。
国内・海外の生活に合わせた学習環境をつくる
生活リズムに合う受講方法を選ぶ
国内在住の場合は学校・部活動・他校受験との両立、海外在住の場合は時差や現地校の課題を考えます。対面、オンライン、家庭教師などを組み合わせ、継続できる学習時間を確保しましょう。オンラインでは通信環境や答案を共有する方法も整えておきます。
保護者は、進捗と手続きの管理を支える
すべての科目を保護者が教える必要はありません。週の目標と振り返り、教材の整理、出願書類や期限の管理を支えることが大切です。計画を細かくしすぎず、学校行事や体調に合わせて見直せる余裕を持たせましょう。
小さな成果を記録し、休息も確保する
できるようになった問題や改善した答案を残し、成長を本人が確認できるようにします。受験準備は、学習量と心身の状態の両方を見て調整します。休息の時間も計画に入れ、予定が崩れたときは優先順位を決め直しましょう。
PSIアカデミアで、必要な対策を組み立てる
まずは、3教科と面接の課題を整理
どこから手をつければよいか分からない、過去問の失点が減らない、面接に不安がある場合は、現在の学力と残り期間を整理することから始めます。PSIアカデミアでは、基礎の確認、過去問の分析、類題演習を通して必要な対策を考えます。
対面・オンライン・家庭教師で対応
英語・国語・数学から必要な科目を選び、生活環境に合う受講方法をご相談いただけます。家庭教師の対応地域、授業時間、料金、面接指導の内容などは、お問い合わせ時に確認してください。
学習計画は、演習結果に合わせて更新
最初の計画を固定せず、過去問の得点や答案の変化を見て、重点分野と家庭学習を調整します。指導の具体的な流れと無料体験・面談は、既存の対策コースページでご案内しています。
早めの準備を、今週の行動につなげる
最初に取り組みたい3つのこと
まず、①受験区分と出願資格を確認する、②3教科の学習範囲と過去問を確認する、③志望理由を自分の言葉でまとめる、の3つに取り組みましょう。国内・海外それぞれの事情に合わせて、必要な学習を一つずつ進めていきます。
受験資格や試験の実施方法は年度・受験区分によって異なります。出願前には必ず学校公式の最新案内をご確認ください。学習法はPSIアカデミアの受験対策として紹介しています。
2027年度生徒募集要項(一般・留学) ↗学校公式・生徒寮 ↗学校公式サイト ↗